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演劇
篠本 賢一(しのもと けんいち)

遊戯空間主宰。1991年に故観世榮夫に師事。古典芸能のメソードを吸収しながら現代劇創作の理念を模索してきた。近年は、和合亮一の現代詩による「詩×劇」シリーズや『全段通し仮名手本忠臣蔵』など古典芸能をテキストにした活動を展開している。俳優として、木下順二作『子午線の祀り』に連続出演し、『曾根崎心中』は第4回日韓アートフェスティバルに招聘されソウルにおいて「徳兵衛」を演じた。現在、三島由紀夫『サド侯爵夫人』を演出・主演し、好評を得ている。
〇現在、一般社団法人日本演出者協会会員、NPO法人映画甲子園主催eiga worldcup審査員、杉並演劇祭審査員、宮城学院女子大学非常勤講師など。
【活動歴】
主な演出作品:泉鏡花『草迷宮』、近松門左衛門『心中天網島』、三遊亭圓朝『怪談牡丹燈籠』、三島由紀夫『サド侯爵夫人』、『室内オペラ 夕日の耳』(平成24年度文化庁芸術祭参加)、『全段通し仮名手本忠臣蔵』(芸術文化振興基金助成事業)、和合亮一テキスト『詩×劇 つぶやきと叫び』『たったいま八月の冥王星でたったいま八月の地球では』、『喪服の似合うエレクトラ』(平成30年度文化庁芸術祭参加)、岸田理生『糸地獄』、清水邦夫『鴉よ、おれたちは弾丸をこめる』ほか。
主な出演作品:木下順二『子午線の祀り』、三島由紀夫『サド侯爵夫人』、泉鏡花『歌行燈』、近松門左衛門『心中天網島』、上田秋成『雨月物語』ほか。
【ジャンル】
俳優・演出家
【ホームページ】
【板橋区民へのメッセージ】
かつて板橋は中山道第一の宿場で、芸能の栄えた地域でした。歩き回るとそこかしこにまだ江戸の情緒や昭和の香りが残っており親しみやすさを感じます。私にとって板橋は、40年間在住し、今でも活動拠点にしている心のふるさとです。劇場は人と人とをつなぎ、心を豊かにしてくれます。演劇を通じて板橋でいろいろな方との出会いがあれば幸せです。

私は、俳優・演出家としての活動のほかに、演技指導や朗読指導にも実績があります。某プロダクションのシニア部門では20年以上講師をしています。板橋区内で活動しているシニア劇団「劇団うつり座」や高齢者劇団「演劇集団JIBA」の代表もしており、公演や発表会も行っています。活動に興味のある方はご一報ください。